何というのだろうか、この本を読み終えた読後感は。よくぞこんな摩訶不思議、奇妙奇天烈な小説を創作したものだ。舞台は現代イギリス、女学生アリエルはある本をめぐって、現代、19世紀、仮想空間と時空を超越して行き来する。その本とは、この題名でもある「Y氏の終わり」。iPodが出るかと思えば、ホメオパシーという訳の分からない薬、「シュレージンガーの猫」なる思考実験。SF、オカルト、ミステリーのオンパレード。
猛暑の続く日本の夏、たまにはこんな本を読んで、次元を超越しては如何?
Y氏の終わり (ハヤカワ・ノヴェルズ)

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