10時頃かな、突然、メッセージが入る。
社内ではSTとも呼ばれている、メッセージ会話システム。なかなか便利なシステムだ。電話などかけられたら、こちらは言語障害を起こしてしまう。メールではいちいち大変だし、今はやりのツイッターよりはずっと長い文章を書き込める。
彼女からメッセージ交換を申し込まれたのはこれで三日目。メッセージ群の脇に写真が載る。だいぶふくよかで、いかにもアメリカでよく見かける、太めのお方。
驚くのは、現地の時刻のこと。最初のやりとりの日に尋ねたら、テキサス州はダラスに住んでいるとのこと。アメリカの夏時間がわからず、計算が苦手。夜の11時頃じゃないのかな。
電話と異なり、こちらがメッセージを出し、向こうが考え込んで、しばらく中断しても、料金は気にする必要がない。
むしろ、家族は大丈夫かと尋ねたら、旦那と娘がいるが、問題無いという。
気がついたら、こちらは昼飯時。ちょっとトイレに行かせてと、メッセージを出して、失礼させてもらう。カフェテリアに出かけて、弁当を買ってくる。「戻ったよ」と知らせる。彼女は、なにやら計算しているのか、資料を見ているのか。その間、こちらはノートパソコンを眺めながら、昼飯。
「疲れたわ、これまでにしましょ」と最後のメッセージを受けたのが、日本時刻で14時頃か。
アメリカの人は極端だ。時間が来たら、仕事を放り出して帰る人が居る反面、こんな真夜中過ぎまで働く人も居る。
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名刺ですか、無いんですヨ
派遣先の会社のカフェテリアで、A君を見かける。アレッ、ひょっとして。近づいたら、向こうも気づいた。
かれこれ16年になるのか。他ならぬこの会社で、プロジェクトX。彼は開発チームのマネージャー、私は営業部技術支援のリーダー。
A君、今は何をしているのか知らない。定年後、どこか関連会社の技術部長?コンサルタント?ちょうど携帯で電話を受けたところ。驚いた顔をして、「ちょっと待って」と話し相手に伝え、私と挨拶。
「名刺有る?」と彼。
派遣会社は作らないし、派遣先の会社も作ってくれないし。アッシの好きな曲を思い出す、「a horse with no name」。でもものは考えよう。何の肩書きもない身分てのは、楽しく仕事ができるぞ。
不採用結果通知これで何回目(何十回目)かいな
今朝、私宛に封筒が届いている。東京の会社から。「今回は採用を見送らせていただくことになりました」
今回は、長期雇用をあきらめ、条件を「4ヶ月未満の臨時職員」に落としたのに、それでもだめなのか。中高年の雇用は絶望的ですな。
これでハローワークに通うのは最後かなと思っていたが
10時過ぎにハローワークに入る。
今月は、土壇場でL社に断られ、あまり表だった求職活動はしていない。この先月から二ヶ月近く最後まで気を持たせたあげくに、断るなんてひどいよ。
ハローワーク担当者にその点をつかれるかなと心配していた。だからいちおう人材派遣会社A社での求職活動(すべて失敗)のリストだけは用意しておいた。でも結果的に杞憂に終わり、今回も失業認定申告は承認された。
あと一回申告できると言われた。今日で最後かと思っていただけに驚き、かつ、うれしかった。
玄関で、求人情報のリストを集めておく。ダメ元でまた後で目を通しておこうかな。
その日のうちに断られる
回答は早ければ早いほどうれしいもの、というのが普通。
でもね、仕事を3件申し込んで、その日のうちにお断りが来るなんて、希望がふくらむ余裕すら無い。「現在多数の方にご応募いただき、ご希望に添えない状況です」というメールはもう見飽きましたな。派遣会社M社のように、可能性がある場合だけ回答を寄こし、無い場合には回答しないよりはまだいいか。いや、どちらも五十歩百歩か。ハローワークよりはましだろうと人材派遣会社に期待をつないできたが、ここも出口無し。
高望みなんてしてないのに
先週までの仕事申込みはすべて断られてきた。だめとわかっているが、万が一の可能性を求めて、今日もM社に3件、A社にも3件追加で申し込む。再就職活動はかれこれ五ヶ月空しく経過しようとしている。いちおうマイクロソフト版「読み書きそろばん」に英語も並の資格を持っており、それで断られると言うことは、年齢差別しか考えられんな。
正社員をお求めなら、わかりますよ。若くて、安い人間を教育して、やがて出来る人間を選抜して、という昔ながらの人事方針ならね。
でもおたく契約社員を求めてるんでしょ。早い話は使い捨ての人間をお捜しでしょ。すぐに使えて、山を越し、数ヶ月して用が無くなれば、さっと縁を切りたい人間が。こちら、時給1400円でも構わない、交通費も自前で構わないと言っているんだ、意欲のある人間を年齢だけで門前払いしなさんな。
そりゃあんた、高望みはおたくじゃないの。
初めてA社にも仕事申込み
派遣会社A社でも就職活動に踏み切ることを決める。M社を頼りにしてきたのに、かくもお粗末な結果。R社からは登録後、何の連絡もなく、話にもならん。
A社のサイトにアクセスする。私の希望条件に91件も該当案件が見つかる。M社の求人情報と比べると、こちらの方はエンジニア方面に強いみたい。一件一件に目を通し、適当なものを選んでいく。そして4件に絞り込み、応募。
これまでのハローワークでの経験からすると、あいにく技術系では引き合いを期待できない。求人側は若い人間を欲しがるからだろう。世間で言う定年近くのおじさんには仕事を回してくれない。事務職の多いM社ですら、こんな程度だから、期待は出来ないだろうな。
やる気があるのかという先週のA社側の疑問に、これで回答したことになる。また今月末に予定している最後の失業給付申込時に必要な求職活動の実績作りにもなる。
ただ一つわからないのは、A社のメールには期限について何の説明もないので、どの時点で見切りをつけて、次に移って良いものかわからない。M社情報で申し込んだ場合、もし脈があったら、二日以内に回答すると記述があった。それで話がまとまった実績が一度もないけれど。
さっそくのお断り二通
昼頃、A社からメールが二通届く。さっそく開けると、くだくだと定型フレーズが続くが、要はお断り。ま、想定内ですな。M社のように、無視されるよりはよいか。結果は同じだけど。
