自宅サーバーともこれでお別れ

 「MyDNS.JPのご利用が1ヵ月間確認できませんでしたので、規定により、ご登録頂いている下記のデータを削除致しました。」
 今朝、こんな内容の電子メールがダイナミックDNSサービス業者から届いた。そうか、これで完全に縁が切れたか。
 自宅にあるパソコンの一台を利用して*、Web/FTPサーバーを運営すること10年近く。試行錯誤、紆余曲折の連続。知る人ぞ知るDiCEを始めいくつかDynamicDNSサービス**にも長らくお世話になりました。広告らしい広告も無いし、無料でサービスを提供していただき、感謝の言葉もありませんワ。

* 「ウェブ・サーバーのハードを変更します
** 「ダイナミックDNSサイト変更その後

 自宅サーバーを無事卒業するにあたって、切り替え時の注意点を、備忘録として残しておきたい。
1.Webサーバー
 レンタルサーバーを使い始めたら、速やかにホスト名レンタル業者にもサーバー・レンタル業者にもDNSサーバー変更手続きを取る必要がある。例え忘れていても、業者からはDNS Name Serversを更新するよう、催促される。
2.Mailサーバー
 自宅サーバー運営時には、ArGo SoftwareのMail Serverを自分でインストールしておいた。レンタル・サーバーを使うと、メール・アドレスを提供されるので、不要。サーバー・レンタル料金に含まれていると考えられ、別途料金も要らない。
3.FTPサーバー
 FTPサーバー・ソフトを購入、常時立ち上げておき、外部からFFFTPだとかNextFTPといったクライアントでファイルをやりとりしていた。サーバーをレンタルすると、FTP Addressを提示されるので、こちらもサーバー・ソフトは不要になってしまった。
4.ブログ・サーバー
 XOOPSを止めて、WordPressに切り替えたことはどこかで説明した。以前のブログで投稿したXOOPS内容をCSV形式でダウンロードはしておいた。WPにインポートすることは技術的には可能と思う。遺憾ながら、それをする技術も、かといって手で入れ直す時間的余裕も今はない。
5.ウェブ・カメラ
 モニター用に我が家「豪邸」前にウェブ・カメラを設置してある。定期的に吸い上げた画像をLAN経由、FTPサーバーに送っていた。これも、何とか送り先を新規サーバーに切り替えを済ませた。我が家前の画像を米国に送り、それを日本に送り返して、チェックするというのもおかしな話だが、24時間サービスを買ったので、そういうことになりますね。


Plugin 更新の何と簡単なことか、WordPress

これはもう手取り足取りですな。こんなかゆいところまで、自動でPluginsを更新してくれるなんて、かたじけない。
XOOPSを自宅サーバーに入れて管理していた頃も、そう難しい作業ではなかった。でもWordPressでここまでやってもらえるなら、もう元には戻れない。
論より証拠、具体例で観てみよう。
管理画面を開けると、Pluginsのところに、なにやら数字の入った赤丸が見えることがある。これは、この数字分だけ、更新があるよと知らせてくれているようだ。
更新の知らせ
この丸印をクリックしてみると、以下のように、更新モジュールを知らせてくれる。
更新されたモジュール
Akismet なら、迷うことなく最新版に更新したい。「upgrade automatically」をクリックしよう。すると、ほらこの通り、ダウンロードから始まり、アンパック、インストール、古いPluginsを停止、削除、更新そしてアクティベートまで、勝手に進めてくれる。
勝手に進めてくれる
ほんとに、世話無しだな。あとは「Return to Plugins page」を押すだけ。すると、ご覧の通り、何もなかったかのように、更新が終ってます。
更新完了
楽ちんやナ。


XOOPSを止めて、WordPressに

2年ほど続けたXoopsだが、HPを移行するに際してどうしようかと迷った。将来性を見込んで、Xoopsを導入したのだが、意外とマイナーな気がしている。本家のUS版と日本版とが決裂したままのようだし、国内版にもいくつか方言があるようだし。昔、ソニーのβ方式を買ってしまった気分。
それはそれとしてまず、Bluehostという米国のレンタルサーバと契約。調べるとそこではブログとして、Wordpressが提供されるようだ。
なんのことはない、それで決まり。